窓の拭き掃除をしました。
お掃除が楽しくなる季節ですね。
1991年の大人気ドラマ「101回目のプロポーズ」
夢中で第12楽章(最終回)まで観ました。
1991年頃の風景が懐かしいし。
武田鉄矢さんが楽しいし。
感動しました。
携帯もメールもない時代。
そんな時代の方が良かったように思えるのは、
想い出は、思い出すたびに、美しく書き換わるからでしょうか・・・。
Cast
矢吹薫:浅野温子
星野達郎:武田鉄矢
星野純平:江口洋介
矢吹千恵:田中律子
石毛桃子:浅田美代子
藤井克巳・真壁さん二役:長谷川初範
岡村涼子:石田ゆり子
沢村直人:竹内力
この二人の若い妹と弟の間柄が、とてもいい感じで、
観ていて羨ましかったです。
何でも言い合える異性がいるって、素敵ですよね。
長い人生ですから、もしものことですが、
武田鉄矢さんと私が、どこかで偶然にもお会いすることがあったならば、
私は「武田さん」ではなく、「星野さん」と呼ぶと思います。
想えば、星野達郎は、薫さんとお見合いをしてから、
「手放し」の連続でした。
*ここからネタバレあります~
◆クラシックなど聞いたことがなかったのに、
タキシードを着てコンサートに出かけたり。
◆薫の冗談を真に受けて、夏のボーナス全額を馬券につぎ込んだり。
◆課長への昇進を棒に振ってでも、女子社員を助けたり。
◆ピアニストだった薫の元恋人の真壁さん(自動車事故で亡くなった)
に近づきたくて、達郎もピアノを始めたり。
◆給料の三か月分、77万円のエンゲージリングを買ったり。
◆トラックの前に急に出るような危険なことをして、
「僕は死にません!」と泣きながら薫に宣言したり。
◆20年近く勤めた会社を辞めたり。
◆法学部出身で、弁護士を目指していたことを思い出し、
一念発起して、司法試験受験のために勉強したり。
→試験は残念ながら、不合格でした。
達郎は、何もかも失った。
だけど、最後に薫さんを手に入れた。
婚約破棄、司法試験にも落ちてしまう。
77万円のエンゲージリングも、質屋さんに入れないで、
海に放り投げてしまったけど・・・。
代わりに薫さんが来てくれた。
達郎自身の自己改革もできた。
勇気や自信、沢山の人達の友情や、
沢山の目に見えないモノを得たと思います。
見事に演じ切った武田鉄矢さんは、本当に素晴らしい!!
拍手を贈りたいです。
ピアノ教室を経営している、薫の親友・桃子役の浅田美代子さんも、
とてもいいスパイスとして登場して、
このドラマを引き締めているなぁと感じました。
ピアノ教室のユウタ君のお母さん役で、出てきた女優さん。
その回だけ、スポットで出演された方で、名前がわからないですが、
印象に残りました。
武田鉄矢さんを前に、横柄な態度を堂々と演じておられて、
清々しさを感じるほどでした。
もうお一人、心に留まったのが、ドラマ「大岡越前」で
加藤剛さんの奥さん役だった、平淑恵さん。
星野さんの最初の婚約者で、結婚式の日に
突然いなくなってしまった、元結婚相手の役を
好演されていました。
星野さんは、その後、99回のお見合いをしました。
劇中で流れる音楽も素敵でした。
チャゲアスの泣ける曲は、「Moonlight Blues」ですが、
もう一曲好きな曲がありました。
「終章(エピローグ)」という曲。
ジャンカラにもあるので、最近、この2曲歌っています。
チャゲアスのこの2曲は、若い頃の私自身を想い出します。
ウイスキーやワインを飲みながら、よく聴いていました。
江口洋介さんの大阪でのミニコンサートに行ったのも、1991年頃でした。
奇麗なロン毛、すらりとした長身で、ギターを弾きながら歌う
江口さんは、ちょっとシャイで控え目な雰囲気もあって。
さりげなくて本当にかっこよかったです。
この一か月、捨て活に励んできて、
現在、捨てる物が無くなってきた私ですが。
星野さんを見習うとしたら、私は後、何を
手放したらいいのかなぁ・・・と感じたりしてます。
ご訪問、ありがとうございます。
穏やかな週末を、お過ごしください。