竹野内豊さん主演、1999年の『氷の世界』。
アーティフィシャルフラワーをつくりながら、観終わりました。
『WITH LOVE』は、最終話は、第12話でしたが、今回は、11話が最終でした。
やはり拡大されて、75分。
松嶋菜々子さん演じる、塔子の恋人が、事故に遭遇したかのように、次々と亡くなるのですが、その犯人が、最終話でわかりました。
ものすご~く意外な人物でした。
誰かは、ネタバレになるので、書かないでおきます。
そして、このドラマは、「愛がテーマ」だと、とても感じました。
恋人同士の愛、夫婦の愛、親子の愛、兄弟の愛、同志の愛。
特に複雑な心情は、
長年付き合って、先日別れたばかりの恋人との絆。
別れそうになっている終わりかけた夫婦が、もう一度やり直そうとする心。
同僚との確執。
竹野内さん演じる、生保会社調査員の英器(えいき)は、自分の愛を、塔子(松嶋菜々子)に捧げます。
次々に恋人が、3人亡くなり、自分の周囲の人も2人亡くなり、その度に塔子がが疑われてきた。
この数年間の辛い心を、塔子と一緒に、解決しようとします。
そういうところが、とても男らしいですね。
ちょっとやそっとでは、見かけないタイプです。
俳優さんって、色んな役を演じます。
今の自分にはないもの。
今の自分では得られないことも、ドラマの中で体験できます。
それって、ものすごい人生の勉強をしてるんじゃないかと、『WITH LOVE』以降、感じています。
「愛がテーマ」の作品からは、たくさんの愛について、学ばれたと思いますし、英器のような逞しい心を、竹野内さん自身が勉強されたと思います。
その逞しさは、竹野内さんにピッタリ。
また、前世で、自分が経験してきた人生を、もう一度、今の自分が体験しているのではないかとも感じられます。
「こういう人生の時もあったんだよ」という、天からのメッセージのような。
視聴者に、夢や、明日への希望を与えてくれる俳優という職業。
それに加えて、俳優さん自身が切磋琢磨して、演じることで、自分自身の前世を知る。
俳優さんって、素敵なお仕事ですね。
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また、週末がやってきました。