昨年、7月18日の俳優、三浦春馬さんの逝去の報道は、激震が走りました。
「自宅で、自死での逝去」、との報道でした。
あれから、もう10か月。早いものです。
世間一般的には、逝去ですが、私は、生存していらっしゃると感じています。
それは、だんだん、日を追うごとに、濃厚だと感じています。
私が何故生存していると思えるのか、その経緯や想いを記してみたいと思います。
<前編目次>
自死の報道を受けて
2020年7月18日、夜7時のNHKニュースで、訃報を知りました。何かの間違いとしか、思えませんでした。
それ以降、できることなら信じたくないけれど、信じざるを得ない、報道がそう言ってるならば・・・、という妥協した気持ちが何日も続きました。
自死というのは、春馬さんから、一番遠いところにありそうなことで、人生を謳歌している若者に見えていた春馬さんが、何故?
という愕然とした想いが、ずっと渦巻いて、毎日モヤモヤしていました。
私は、2019年の8月、カンテレのドラマ「TWO WEEKS」の頃から、春馬さんに注目するようになりましたので、逝去の報道はそれから一年後でした。
春馬さんは、頭のいい、心やさしい青年で、努力家で、完璧だと聞きます。演技も歌うことも、ダンスも、パーフェクト。唯一無二の俳優さんが、何故亡くならなければならないのか。何故自死なのか。
事務所の会見もなく、密葬にて、近親者のみでの葬儀が執り行われたと報道されましたが、写真の一枚もなく、信じがたい想いが募りました。
生存説を知って
昨年の9月に、春馬さんの「他殺説」という考え方があることを知りました。ネットでは、この他殺説が、多くを占めているようでした。
私も一週間くらいは、この他殺説を信じていましたが、まもなく、少数派ですが、「生存説」があることがわかりました。
私がTVやネットで知り得た様々な事柄を考慮に入れると、これが一番ピッタリでした。
他殺説だとすると、私には、納得のいかないことが多く、違和感ばかり感じるようになったのです。
例えば、TBSドラマ「お金の切れ目が恋のはじまり」は、春馬さん逝去報道の後に放映されました。逝去報道の後に収録された第4話で、春馬さんの親を演じた俳優さんらが、乾杯をするシーンがあったのです。
本当に亡くなっていたら、乾杯をするでしょうか?
また、所属事務所は、記者会見を行って、逝去当日の詳細な説明を行わなかったですが、それも、「亡くなっていないから、説明ができない」という風にも解釈できます。
「生きているけれど、逝去したとして報道する」ということは、並大抵のことではないですから、春馬さんが、かなり以前から、熟慮の上、計画して実行されたことではないかと感じています。
作品から感じられる生への強い想い
春馬さんの出演作品、ドラマ「TWO WEEKS」、映画「天外者」、「ブレイブ群青戦記」などのセリフの中に、「どんなことがあっても死ぬわけにはいかない」、「生きねばならない」、「不在にするけれども、待っていてほしい」というファンへのメッセージが、込められているように感じることがしばしばありました。
私には、霊感というものがあるのかどうかは、わからないのですが、直感的に何かを感じているのかもしれないです。
映画「天外者」は、公開された去年の12月11日と、春馬さんの31歳のお誕生日の4月5日、その間に4回、併せて6回、映画館へ足を運びました。
幕末から明治にかけて、五代友厚の生涯を取り扱った「天外者」は、大人気作品ですから、もっとたくさん観ているファンの方が多数おられます。
私は、「天外者」を6回観た中で、3回目以降は、「確実に生きている」と感じながら、映画を観ていました。
「天外者」の監督さんや、共演者の方のインタビューの様子を拝見していても、「春馬くんは、今も頑張っている」、「あんまり深刻にならないで」などとあり、「亡くなっていない」とおっしゃっているように、私には聞こえるのです。
また、春馬さんの著書「日本製」は、日本全国47都道府県を回って、その地域の産業や人々と触れ合う旅の記録ですが、この本の中にも、「今までとは、違う活動をする」という意味に感じられる記載がありました。「日本製」は、2020年の4月5日、春馬さん30歳の誕生日に発売されました。
春馬さんの作品から
子役から役者をしてこられた春馬さんには、たくさんの作品があります。
逝去報道後に放映・公開された作品は、
2020年7月23日、映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」
2020年8月15日、TVドラマ「太陽の子」
2020年9月15日~、TVドラマ「お金の切れ目が恋のはじまり」1~4話
2020年12月11日、映画「天外者」
2021年3月12日、映画「ブレイブ群青戦記」
2020年の8月には、NHK総合「世界はほしいモノにあふれてる」で、春馬さんの生前に収録したとされる番組が2回放映されました。
どれだけたくさん働いていたのだろうと、軽い驚きさえ感じる本数です。
働かせすぎて、過労だったのではという情報が流れるのも、無理はないと感じます。
また、2002年、春馬さん12歳の頃の主演映画「森の学校」が、全国各地の映画館で再上映されたり、2012年の舞台「ジパングパンク 五右衛門ロックⅢ」は、ゲキシネという形で、映画のスクリーンで舞台の内容を映画館で観られるようになりました。
私が知らなかった、若い頃の春馬さんの作品を観るのは、何よりの楽しみです。
「天外者」は、ロングランヒットし、数々の映画賞も受賞しましたし、今月、台湾やハワイでも上映が開始されました。
私は、Amazon primeでも、
映画「恋空」、「君に届け」、「東京公園」、「真夜中の五分前」、
ドラマ「ブラッディ・マンディ シーズン1~2」、「TWO WEEKS」、
と楽しませてもらっています。
最近観た、2014年の映画「真夜中の五分前」は、上海を舞台にした、全編中国語の作品です。寡黙な青年を演じる春馬さんに出会えたことは、私の大きな喜びになりました。
春馬さんの作品に触れることは、今、何故春馬さんが不在なのかの答えを見出すためにも必要だと感じてきました。まだまだ観ていない作品が多くありますので、楽しみながら観ていきたいです。
後編へ続く・・・
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