ムーンリバーのささやき

さり気なく 自由に 人にやさしい社会を

母の認知症

93歳の母は、もの忘れがひどいです。

今日は、それが進行していることを決定的に思い知らされることが発生しました。

 

説得を続けて、やっと8月から、もの忘れ外来を受診するようになり、28日分の薬を出してもらっています。

 

これから、脳を活性化する薬にどんどん変えて行きますと、先生はおっしゃっていて、行く度に、薬は変わります。

 

当初は、薬の効果で、以前よりマシになっていました。

 

しかし、もう薬も追いつかないのか、一日中、4月に亡くなった父のことを思って、一人でバタバタ意味不明の言動をする日があります。

 

 

今日の決定的な母の言動というのは、デイサービスのことです。

母は、11月から、デイサービスに週に一度行くようになりました。

 

月曜じゃないのに、デイサービスの準備をすることは、これまでにもありました。

今日は、土曜日。

なのに、デイサービス用の鞄に、母はバスタオルなどの準備をしてました。

そして、デイサービスに電話をかけて、「用事があるから休みます」と言ってるのです。

 

すぐに私が変わって、母が勘違いしてることを告げました。

最初は、美容院にでも電話かけてるのかと思ったのですが、「休みます」?

 

今日は、月曜日じゃないので、デイサービスは、迎えに来ない。

勝手に歩いて行くこともできないし、母のお昼ご飯も用意されてないです。

 

そんなこともわからないのかと、唖然とします。

 

そして、自分が理解できないことを、人のせいにして、「ちゃんと説明してくれないから」と言います。

 

何度同じことを説明しても、すぐに忘れて、また同じことを聞く母親と接していると、頭が痛くなり、気分も沈みます。

 

母の性格は、多分に境界性パーソナリティがあり、子供の頃から、私はそれに苦しめられてきました。

 

30年間、一人暮らしをしていたのも、母から逃れたいためでした。

 

自分の思い通りにならないと、猛烈に起こり散らす。

その母の性格が認知症と相まって、より複雑化しているようです。

 

認知症の老人と暮らすことの難しさを、痛感しているところです。

 

 

ご訪問、ありがとうございます。

今日は、暗い話題でしたが、次回は明るい話題にしたいです。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村