ムーンリバーのささやき

さり気なく 自由に 人にやさしい社会を

突堤に佇む女~佐用姫陶像

 

素敵なドラマに出会いました。

 

主演

古谷一行

長山藍子

 

突堤に佇む女~

 

1990年のドラマのようです。

 

私は二十代だった頃。

 

九州の漁師町に住む主婦。

東京から、ある仕事のためにやってきた男性。

 

中年の男女。

日常のささやかな、さり気ない世界が、

切なく、やるせなく。

 

ずっと、引きずってしまう作品です。

 

www.bsfuji.tv

 

 

BSフジで、今年の2月に放映されていたようです。

 

誰にでもある、心の中の、割り切れない想い。

 

白とも黒とも決められない、グレーの部分。

 

そういったものに

焦点をあてた作品のように感じます。

 

古谷一行さんは、亡くなられたのですね。

とても残念です。

 

ドラマの中で、

古谷一行さんは、渋く、カッコよく

長山藍子さんは、やさしく、美しい

 

人が、ずっと昔に忘れてしまった何かを

思い出させるドラマ。

 

 

このドラマの中で、長山藍子さんの役名は「野田佐用子」

 

彼女が長い間演じた「渡る世間は鬼ばかり」でも、長女・弥生の姓は、「野田」でしたね。

 

 

佐賀県唐津市にある、「呼子」という町。

呼子大橋でつながっている島の神社に祀られている佐用姫。

Google map でも、佐用姫陶像と出ています。

 



 

しかし、ドラマでは、「佐與姫神社」と書かれていました。

旧字体なので、今の漢字にすれば、「佐与姫」となる。

 

神社と同じ名前だと、ドラマ内で長山藍子さんは言っていたけれど、

佐用子」なのか、「佐与子」なのか。

 

なんとなく、気になったりする。

 

それほど、ドラマにのめり込んでしまいました。

 

 

ハッピーエンドの物語ではないことは、わかるけれど。

折角掴みかけていた幸せが、散ってしまう。

 

誰かの手によって。

 

その誰かとは、誰だったのか。

 

どうして、佐用子の気持ちは、露の如く散ってしまわねばならなかったのか。

 

それは、5年もの歳月、佐用子は白黒つけずに、グレーのままで放置していたからその報いなのだろうか。

 

 

 

佐用子が暮らす、呼子という町。

加部島という佐用姫が祀られた神社のある島へも、

行ってみたくなりました。

 

青春18きっぷでは、ちょっとしんどいので、新幹線かな(笑)。

 

ご訪問、ありがとうございます。

 

ゴールデンウィークが終わります。

 

昨日は、子供の日

 

今日は、振替休日。

 

よい一週間をお過ごしください。

 

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