国宝 彦根城がある都市。
西方には、日本一の湖、琵琶湖が広がります。
彦根城から南西12キロほどのところに、
「みずほ文化センター」があります。
こちらの多目的ホールで、昨日、7月27日、田川寿美さんのコンサートがありました。
YouTubeで、田川さんが歌う、ちあきなおみの「喝采」を聴いた時から、素敵な歌手だなぁと思っていました。
「喝采」を、歌いたいのに、思い通りに歌えず苦戦している私にとって、田川寿美さんの歌唱は、本当に素敵です。
立派です。
私の場合は、サビの
~ひとり飛び乗った~
の「た」の音が、うまく音程が取れず、フラットする。
なので、気持ち高めに歌うと、そのまま高くなってしまう・・・。
なかなか定まらず、悪戦苦闘してますが、プロの方々は、簡単に軽く歌っているように見えるのに、どこにも狂いが無い。
羨ましいです。
ステージ上の田川さんは、淡いオレンジ系のお着物姿がとても似合う。
アップスタイルの髪型も、素敵でしたが、
着付けが、また素晴らしい。
ご本人のスタイルもいいと思いますが、すっきり、ほっそりと見える。
ごく普通に着ているようで、何か違うんです。
その着こなしの良さは、ポーズを取りながら歌う時にも顕著に感じられました。
着物姿の立ち居振る舞いが、抜群。
「踊り」を習っていたのでしょうか。
伸ばした指の先まで、奇麗。
前から4列目の座席に座っていた女性が、
「とても奇麗な手だった。自分と比べてしまった」と言われてました。
そして、歌の最中の無駄な動きというものが、全く無いのです。
和歌山県出身で、16歳でデビューして、33年と言われていました。
やわらかい雰囲気の中にも、芸能人オーラがあり。
やさしい声だけれど、迫力のある声でした。
性格も、気さくで感じよく、MCではいろんな話をしてくださいました。
「一期一会」という言葉も、お好きな様子でした。
途中、美空ひばりさんのカバーを何曲か歌った時に、会場を回ってくれました。
私のところまでは、来られなかったので、握手はできなかったけれど、またの機会があるからだと思っておきたいです。
一期一会。
1時間と少しのコンサートで、「アンコール、アンコール」の声や拍手はありましたが、アンコールはなく終了しました。
最後の曲が、新曲の「悲しいめぐり逢い」。
私も、最近カラオケでよく歌っています。
演歌は歌えないですが、この曲は歌謡曲なので、私でも歌えます。
コンサートの最初の方の曲で、高音部分、声量を抑えてるように聞こえる曲が何曲かありました。
マイクを離していたのかもしれないです。
そういう風に歌うのも、一つの効果かと思いながら聴きました。
田川さん、素敵なコンサート、ありがとうございました。
勉強させていただきました。
ご訪問ありがとうございます。
良い一日を。