去年の暮れに、遠近両用メガネをつくるために、眼科で視力を合わせてもらいました。
左目の眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術をしたのが、2019年の秋でした。
この時、40年くらい使用してきたハードコンタクトレンズを止めて、メガネの人になりました。
何冊か、図書館の本を読んで、
ハードコンタクトレンズは、瞼に良くない。
ソフトコンタクトレンズも、やっぱり目にとっては異物のように感じました。
その時に作ったメガネは、老眼の入った目でも、それ一つで使用できるように、遠くを0.6か0.7くらいにしてもらいました。
ところが、コンタクトからメガネにして、視力アップもしたいと思うようになったからか、遠くが今までよりも少しですが、よく見えるようになってきた。
去年の車の免許の更新でも、余裕で0.8が見えました。
そのために、そのメガネでは、手元がとても見辛くなってきたのです。
眼科の先生は、「遠近両用は、向き不向きがあるから、メガネ屋さんとよく話し合って下さい」とおっしゃいました。
レンズの下部分がぼやけて、階段を降りる時に不安定で、向かない人もいるそうです。
それを聞いたものですから、つくるかどうするか、少し放置していたのですが、物は試しですから、作ってみることにしました。
そして出来上がったのが、こちらのメガネです。
フレームが、写真では黒っぽく見えますが、実際は、白っぽい金色。
やさしい色です。
2年前は、JINS でつくったのですが、今回は、メガネの愛眼。
私には、「中近両用」がいいと、店員さんは勧めてくださいました。
遠近両用とか、中近両用メガネというのは、レンズの上から、「遠」、「中」、「近」の順に、グラデーションで作られている。
その「遠」の部分が大きいのが、遠近両用。
「中」の部分が大きいのが、中近両用。
中近両用というものが存在すること自体、今回初めて知りました。
中近は、パソコンがとても楽になるそうです。
室内用なので、外を歩くときは、今までのメガネにしてくださいとのこと。
私は、メガネを架け替えるのが面倒で、架け替えなくてもいいようにするために、購入したのですが、遠近では、今の私の目には、パソコンがしんどいそうです。
これで慣れてから、次に遠近にするといい、ということもメガネ屋さんはおっしゃいました。
私は、カフェに行っても、まず、メガネを外します。
コンタクトレンズをしていた頃から、近くを見るためのメガネをつくっていて、それを持ち歩いていましたが、架け替えが面倒で、裸眼で、すごくスマホを近づけて見たりしてしまうのです。
折角、有機ELの画面のスマホにしているのに、なんだかブルーライトをいっぱい浴びてしまうようで。
確かに、今、新しいメガネをかけて、パソコンに向かっていますが、とても楽です。
室内では、不自由は感じないです。
ただ、ピアノを弾く時は、今までの外用のメガネにしています。
譜面は見易いですが、手元が鍵盤の位置になり、違和感があるので。
あと、体重計の数字は、ぼやけて見えないです。
フレームも、Made in Japan で、やさしく、柔らかくて、耳の辺りも、かけてないくらいラクです。
一つのメガネで、すべてがこなせるようにしたかったですが、今回は、私の目にとっては、中近両用ということに、相成りました。
それにも、きっと意味があるのでしょう。
二月。
昨日が新月。
今日は、2022年2月2日で、2が並びますね。
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