七月、文月も今日で終わりですね。
今月半ば頃、私はケビン・コスナーの映画が観たくなりました。
「ボディ・ガード」
「ウォーター・ワールド」
「ラスト・ミッション」
「ロビン・フッド」
以上の5作、観ました。
今回は、ケビン・コスナーは、ちょっとお休みして、図書館でレンタルしたトム・クルーズの映画を観ました。
1989年の「7月4日に生まれて」。
監督は、オリバー・ストーン。
公開当時、私は映画館でロードショーは観ていません。
けれど、とても宣伝されていたのは、覚えていて、戦争物ではなくて、華やかなストーリーと思っていました。
戦争物の映画は、やはり、ズシリと重いですね。
休憩をはさみながら、観ました。
意気軒昂に志願して、ベトナム戦争の最前線で戦った、トム・クルーズが演じる若き青年、ロン。
しかし、仲間を敵と間違えて射殺してしまったり、ベトナムの村人を戦争に巻き込んでしまったり。自分自身も負傷して、脊椎をやられて、下半身の自由が無くなり、車いす生活に。
現地での闘病生活の後、アメリカに戻ってきても、家族と衝突したり、様々なことが上手くいかなくなっていく。
最前線での怪我のシーンや、戦闘シーンも辛いけれど、その後の精神的に追い詰められていく、トム・クルーズを観ているのも、また辛く思いました。
ベトナム戦争は、1955年から1975年4月30日のサイゴン陥落まで、なんと20年間も続いていたのですね。
そして、アメリカの敗戦。
米軍が投下した爆弾は、第二次世界大戦の倍以上という、そんなすごい規模の戦争だった。
やはり、ベトナム戦争を扱った、1984年の映画「キリング・フィールド」を、もう一度、観たくなりました。
私は、シェール主演の1987年の映画「容疑者~Suspect~」が大好きですが、この映画の中で、ベトナム戦争の後遺症について、取り上げられていたことを思い出しました。
「7月4日に生まれて」で、トム・クルーズ以外に知った俳優さんがいないと思っていたのですが、一人いました。
ウィレム・デフォーさんです。
私が二十代の頃、よく映画を観に行っていた頃、色んな作品に出ておられた印象があります。懐かしく感じました。
トム・クルーズは、「7月4日に生まれて」のために、一年間、車いす生活をしたとか。
トム・クルーズの目の色が、余りにも奇麗なのですが、グリーン・アイズだそうです。
瞳が、緑色なのですね。
キラキラしていました。
私は、トム・クルーズと言えば、1986年の「トップ・ガン」です。
何度も観に行きました。
「トップ・ガン」の3年後、同じ二十代の頃に、このベトナム戦争の映画に出ていたのですね。
ご訪問、ありがとうございます。
今日も、心地よく、穏やかに。