ムーンリバーのささやき

さり気なく 自由に 人にやさしい社会を

ケビン・コスナー「ロビン・フッド」

1991年に公開された映画「ロビン・フッド」。

今回は、Amazonではなく、図書館でDVDがあったので、レンタルしてきました。

 

ロビン・フッド」と言えば、70年代の、榊原郁恵さんのヒット曲「いとしのロビン・フッド様」を思い出しますが、映画は、12世紀のイギリスのお話でした。

石造りや木造の建物、木の吊り橋、馬、弓矢、土、木、自然と共に暮らす村人達の素朴な光景が広がります。

 

ケビン・コスナーは、英国貴族のロビンを演じます。

そして、戦いばかりです。

 

私は、平和を好みますが、戦いは好まないので、あまり観たくないシーンが多いです(笑)。

ハリウッド映画は、常に戦いがセットみたいなもので、避けられないので、仕方がないのですが、~どうしてそんなに戦うんだろう?~

と思いながら観ていました。

 

それは、「自由を得るため」なんですね。

一緒に戦ったからこそ、分かり合えるという側面があるのもわかりました。

だけど、やっぱり、私は戦は好まないです。

  

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「いがみ合わない」、そして、「話し合って、和解する」方向性で、物事を進めることは、そんなに難しいことなのでしょうか。

世界中の人々が、相手のことを思いやる心を持ち、武器を手放し、皆が手をとり合い、共存共栄していく社会の実現は、無理なのでしょうか?

 

コロナ禍でも、何が何でもオリンピックを開催する意義を「スポーツで元気になってもらう」などと言ったり、飲食店に対して、上から目線で圧力をかけたりする政府は、本作「ロビン・フッド」の代官一味とダブってしまいました。

 

自国の民は放置して、自粛させ、「50歳代問題」などと、50歳代を迷惑そうに言い放ち、海外からたくさんの関係者を呼び集めて、東京オリンピックなどというスポーツの祭典で盛り上がろうとするその心は、何を持ってすれば出来上がるのだろう。

 

誠に残念ながら、そんなことでは、民の心は、元気になり様がない気がいたします。

 

ですが、何がどれほど理不尽であれ、物事は、すべて吉方に向かっていると信じて疑わず、今日もできるだけ、心地よく過ごしたいと思っております。

 

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ロビンが、命の危険にさらされることも度々起こり、ハラハラしますが、村人達みんなと助け合って、最後は清々しい気分になれる映画です。

 

リチャード王のショーン・コネリーも、ほんのわずかですが、出てきてくれました。

007は、やっぱりかっこいいですね。

 

 

ご訪問、ありがとうございます。

今日も、心地よく、穏やかに。

  

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