「ボディ・ガード」に続いて、ケビン・コスナーの「ウォーター・ワールド」を観ました。
1995年の作品で、膨大な製作費をかけたそうですが、あまりヒットしなくて、残念ですが、酷評されたとか。
私自身、「ボディ・ガード」は、公開当時の華やかなプロモーションを、よく覚えていますが、「ウォーター・ワールド」は、タイトルを聞いても、ちっとも思い出せないし、そんな映画あったの?というレベルです。
しかし、面白かったです。
今の時代、多くの人が観るべき作品ではないかと、とても感じました。
何故、観ようと思ったかと言いますと、地球の温暖化で、陸地が水没して、海だらけになった世界の物語なのです。
かつては、そびえ立っていたビルディングも、廃墟のように、海底に沈んでいました。
生き残った人たちは、大きな船で、助け合いながら暮らしています。
マリナー(ケビン・コスナー)は、いつも一人で自分の舟に乗っています。
海賊が襲撃した時に、応戦するための装備も、色々と揃えてあります。
Water World では、船が家なのです。
必要なモノは、物々交換。
大きな船に出会った時は、その船内のお店で買い物をしたりしていました。
お店と言っても、商品は数えるほどで、ふんだんに置いてあるわけではないです。
マリナーは、お金も持っていました。
今から、何世紀後かの未来という設定ですが、数百年前の香りがする世界です。
「スター・ウォーズ」のような、ハイテクではないです。
とにかく、いつも戦っています。
そして、あるのは、ただ「海」だけ。
穏やかな海の場面では、陽に照らされて進んでいく一隻の舟の帆と、輝く水面が、とても奇麗でした。
マリナーは、両棲人間です。
耳の後ろにエラがあり、足の指は、カエルみたいな耳かきが付いています。
ミュータントとも言われるようですね。
陸を歩いていた人間も、海ばかりの世界を生きていたら、そのように変化していくものなのでしょうか・・・。
人々は、伝説の楽園、「ドライランド」という陸地を目指します。
私は、その楽園は、日本ではないかと、感じました。
地球温暖化で、南極北極の氷も溶けてしまって、海だらけの世界になるなんて、映画の中だけで、現実には絶対起こらないでほしいと、心から思いました。
スーツが似合う男性は、野性的なスタイルも、とてもよく似合いますね。
粗野なケビン・コスナーもまた、素敵でした。
大きな目の時と、鷲か鷹のような細い目になる時があって、それも楽しかったです。
私が素敵だなと感じているハリウッド俳優さんベスト3は、
1.ケビン・コスナー
2.リチャード・ギア
少し前の時代に活躍された、星になられた俳優さんのベスト3は、
1.クラーク・ゲーブル(as レット・バトラー)
今、この時期にやってきた私の「ケビン・コスナー・ブーム」
これを機会に、できるだけ、沢山の作品を観て、英会話の勉強をし、9月のTOEICに挑みます。
ご訪問、ありがとうございます。
今日も、心地よく和やかに。