日曜日、京都のTOHO二条で、三浦春馬さんの2014年の映画「真夜中の五分前」を観てきました。
11時45分から、この日一度だけの上映で、ほぼ満席。
拍手も、二度、起こりました。
今日の私の座席は、一番後ろで、スクリーンに向かって、最右端。
スクリーンナンバーは、「9」でした。
生き残ったのは、双子の姉妹の姉、ルオランなのか、はたまた妹、ルーメイか。
これは、観る人によって違います。
私は、Amazonprimeで、初めて観た時は、ルーメイでした。
しかし3回目以降、ルオランに変わりました。
映画館では初めて、この作品を観たのですが、途中から、生き残ったのはルオランなのかルーメイなのかわからなくなり、翻弄されて、頭が混乱してきて、なんだか疲れました(笑)。
疲れたせいか、途中で睡魔も襲ってきました。
以下、少々、ネタバレあります。
この映画は、ルオランでもルーメイでも、どちらにも採れるように作られています。
生き残ったのがルオランならば、ルオランは、あまりにも薄情な人になってしまうので、ルオランではちょっと辛いです。
できることならば、生き残ったのは、ルーメイでいてほしい。
しかし最終的な場面で、決定的にルオランだと気づかされる描写があります。
「やはり、それを知っているのは、ルオランしかない」という現実が待っているのです。
この場面に気づかなかった人は、ルーメイだと思われるかもしれないです。
一度観ただけでは、少しわかり辛い場面かもしれません。
春馬さんが演じた、時計修理工の良と、ルオランの二人が過ごした時間。
一緒に過ごした、宝石のような日々。
そして、時計の針が指す数字。
良の素朴さ、純朴さ。
それとは正反対の、ルオランの混沌とした心。
ルオランは、何故ルーメイと二人で、モーリシャスへ旅行をしたのだろう。
人間の心のもろさ。
双子ゆえの、テレパシーが交錯するような、心の揺れ。
自分は、ルーメイなのか、ルオランなのか、もうわからない。
誰かに助けてほしい。
一人にしないで。
間接照明の素敵な、良のお部屋。
良は、日本から、遠く離れた、言葉もわからない上海へ、どうして来たのだろう。
日本の彼女を忘れるため?
ルオランとめぐり逢うため?
だけど、上海は、素敵な街。
今日も、良は、あの時計店で、白衣を着て、一日中時計の修理をしているのだろうか。
時計店のおじさんも、ほっこりした、とても素敵な方。
いつも、一度お会いしたいなぁと思います。
日曜は、気持ちのいい快晴でした。
TOHO二条は、JR二条駅を出てすぐの商業施設 BiVi の4Fにあります。
映画の後、同じビル1Fのカフェ・コロラドで、トーストサンドとホット珈琲のセットを頼みました。
遅めの昼食です。
私は、朝食は食べないですが、映画館で、腹の虫がグーグー響くのも無粋ですので(笑)、小さなフィナンシェだけ、11時頃に一つ食べておきました。
カフェ・コロラドは、京都発祥のワールドコーヒーの直営店です。
ホット珈琲は、大きなコーヒーカップに入って出てきました。
三浦春馬さんの逝去報道が、昨年の7月18日でした。
早いもので、もう、まもなく一年です。
春馬ロス、春活、様々な言葉ができました。
私の50年余りの人生にはなかった、
~コロナ、コロナ、マスク、マスク、自粛、在宅~
に、明け暮れた日々でした。
コロナ・パンデミックとは、「手放し促進のためにある」と、私は感じています。
コロナで、塗炭の苦しみを味わっている方も、コロナの後、心から笑える日々が来ます。
手放せるモノは、できる限り手放しましょう。
明るい将来を迎えるために。
私は、三浦春馬さんの生き方をお手本にしながら、春馬さんに恥じない毎日を送りたいです。
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サントラCD
ご訪問、ありがとうございます。
今日も、心地よく、和やかに。