ムーンリバーのささやき

さり気なく 自由に 人にやさしい社会を

「想い出づくり。」の昭和という時代

今日は、雑巾二枚、手縫いしました。

雑巾を縫うのって、簡単ですし、結構好きなんです。

心が整うような気がします。

 

1981年のTBSドラマ「想い出づくり。」を観たことから、私は、昭和の時代に味わった様々な思いを、振り返ることになりました。

 

昭和のドラマ「想い出づくり。」 - ムーンリバーのささやき

 

「想い出づくり。」を観終わって - ムーンリバーのささやき

 

そして、今、平成の30年間が終わって、令和という時代を迎えていますが、今は本当にいい時代だなぁと、心から感じることができました。

昭和は、思い出としては懐かしくて、ありがたく思うのですが、今の時代を知ってからでは、もう戻りたくはないです(笑)。

  

当時流行っていた、Aラインのスカート。

テレビは、リモコンは無くて、チャンネルを本体で回すブラウン管。

ダイヤルを回す家の電話機。街中の赤い公衆電話。

ルビーの指輪で一世を風靡した、寺尾聡さんの音楽が流れてきたり。

 

どれもこれも、懐かしい思い出です。

 

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田中裕子さんのお父さん役を、佐藤慶さんがされています。

田中裕子さん演じる香織は、福島の出身なのですが、お父さん役の佐藤慶さんが、東北地方の方言が、本当にお上手で、すごいなぁと思って観ていました。

Wikiで調べたところ、佐藤慶さんの出身地は、福島県となっていて、とても納得できました。

 

佐藤慶さんは、2010年に亡くなられていたのですね。知らなかったです。

最終話で登場された根津甚八さんも、2016年に逝去されていたようです。

 

ドラマで、森昌子さんが演じた、のぶ代は、女性の多い工場に勤務していますが、プライベートで出会った、典夫(柴田恭兵さん)が発した言葉がきっかけになり、職場のチアリーダーに入ります。

そこで、のぶ代の両親は、口を揃えて、「短いスカート履いて、足を出して、パンツ見せるようなことするもんじゃない!」と反対します。

 

この時代の親というのは、娘がすることの一から十まで、文句ばかり言うのが、親の役目だと思っていると、私は感じています(笑)。

よって、娘の気持ちを理解しようという考えは、みじんもない。

自分たちの思い通りにしてくれることが、「いい娘」。

 

今の時代にも、いらっしゃるのでしょうか。

子供を支配したがる親です。

 

女性がちょっと意見を言うと、「わがままだ」と言われる。

のぶ代は「やってらんないわ」とよく嘆いていました。

 

のぶ代さんに、全く同感。

 

「支配」というのは、「人間の弱さ」なのではないかと、感じたりします。

 

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森昌子さんは、13歳で歌手デビューされましたから、一度も会社勤めのOLは、したことがないと思いますが、ずっとそこで働いてきた人にみえるくらい、演技が上手で、その素朴さの中に、引き込まれます。

 

50を過ぎても、私が結婚しないでいるのは、勿論、良縁に恵まれなかったことが第一義だと思いますが、もしかすると、社会の常識(私の非常識)や規範への、ささやかな抵抗だったのかもしれないと、このドラマに出会って、感じました。

 

友達殆どみんな結婚して行っても。

結婚しないことに、世間がどれだけ奇異の目で見ようとも。

意地悪な口調で、色々言われようとも。

 

女性が子供を産まないから、少子化が進むと言われた時期もありましたね。

そういう社会をつくりあげたのは、男性社会だったのではないのでしょうか。

 

何を言われても、世の風潮に乗らずに、結婚せず踏ん張った私は、ちゃんと私の心の声に、従っていたのかもしれないと。

 

若い頃に、様々な思いを味わったので、最近は、「結婚、結婚」と周囲にうるさく言われることなど全くなくなり、今は、いい時代。

いい時代になったことを見届けた今、これから、結婚をするのかもしれないですが(笑)。

 

今を生きる若い女性達には、私前後の世代が味わってきた、封建的な社会観念にとらわれることなく、自由に伸び伸びと青春を謳歌してほしいと切に願います。

 

羽根肌布団とサテン織の掛けカバー、ガーゼの敷きパッドも購入して、夏の準備もできました。

 

扇風機も、サーキュレーター機能も付いた、角度が真上を向いてくれるのを購入して、活躍してくれています。

風量も、8段階に調節できるので、通常は、やわらかなやさしい風を選んでいます。

エアコンの風には弱いタイプなので、今くらいの暑さだと、扇風機が落ち着きます。

 

ご訪問ありがとうございます。

今日も、心地よく、和やかに。

  

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