私は、目覚まし時計の代わりに、「ガラケー」をずっと使っていたんです。
購入したのは、9年前。
「ガラホ」というのでしょうか、画面のタッチでも反応する機種です。
今は、鳥の声で起きられる目覚ましとか、便利そうなのが色々あります。そういうのも使ってみたかったけれど、デジタルの置時計が古くなってきたので、少し前、アラームが二つセットできるものに、買い替えました。
だけど、ガラケーはそのまま、持っていました。
目の調子が悪い友人がいて、彼女はスマホの画面がまぶしくて見られないので、今もガラケーを使っています。
彼女が音楽を聴く道具として、私の好きな曲の入った4ギガのマイクロSDカードと一緒に、彼女に私のガラケーをあげようと思ったりしていました。
ところが、ガラケーを初期化しても、私の携帯電話の番号が出たままになっているのです。
充電するところのカバーも取れてしまっていて、壊れたモノを人様にあげるのも・・・と躊躇していました。
緊急事態宣言が伸び伸びになっていて、携帯ショップも閉店している店が殆どだったのですが、近所のお店が6月から開けてくれましたので、行ってきました。
そこでわかったのは、ガラケーの電池パックのそばに「FOMAカード」が入っていて、そのカードを抜けば、携帯の番号は出なくなるとのことでした。
携帯ショップで、「FOMAカード」は回収され、ガラケー本体は、穴をあけてもらい、サヨナラしました。
持っていても、場所を取るモノでもない。
マイクロSDカードを挿入すれば、音楽を聴くこともできる。
使っていた頃の思い出が、愛着となって沁みついている。
しかし、過去に使っていたものではなく、新しいものを使うって、大事です。古いモノには、厄のようなモノが付着してしまうように感じます。
留めておかずに手放すことで、さらに新しいモノ、私の将来に大切な役割をしてくれることが、入って来れるようになるのではないかなと。
感謝を込めて、手放しました。
ご訪問、ありがとうございます。
今日も、心地よく、和やかに。